2008年1月20日日曜日

ベンヤミンふたたび

八時起床。土曜日恒例の死のロードへ。

と思ったら、駅へ向かう途中で聞いた携帯の留守電に、昨日の日付のローラさんからのメッセージ。風邪でダウンとのこと。昨日は一日携帯のスイッチを入れていなかったのでした。こちらから連絡して、キャンセルを確認。

予定を変更して、ボブールの図書館へ。さっそく昨日チェックした解釈学関連文献をコピー、と思いきや、試験前の学生が長蛇の列。サント・ジュヌヴィエーヴにも行ってみるが、ここも同じ。午前中とはいえ、試験前はだめだね、やっぱり。

あきらめて、リュクサンブール公園前のクイックでコーヒーを啜りつつ読書。ベンヤミン「複製技術」をあらためて読む。そのあと、残り2コマのコピー。

13時、クロディーヌさん。半濁音、促音、長音。「これ・それ・あれ」。決算前の時期で仕事が極端に忙しく、お疲れ気味とのことで、授業は一時間で切り上げ。空いた時間を利用して、リヨン駅のプリンター・ショップへ。プリンター・コードの受け取り。

16時、ジェレミー君。仮定の「~と」、「~ば~ほど」、「~たら」を使った会話の聴解練習など。ジェレミー君は最近、インターネットで日本人の女の子のペンフレンドを見つけたらしい。若いのにやるね。

夕食後、ふたたびボブールへ。Ricoeur, "Herméneutique et critique des idéologies"と、Habermas, "La logique des sciences sociales"のガダマー解釈学に関するページ、さらに、Habermas, Connaissance et intérêtの"Postface"をコピーDEA論文のあと古本屋に売ってしまった(馬鹿)、Robert Kahn, Images, Passages : Marcel Proust et Walter Benjaminの必要な箇所を、読み返すためにコピージェレミー君のために、Japanese for Busy Peopleの第20課をコピー。

どういう取り合わせだ、これは。

Bulletin Marcel Proustの2006年号をパラパラしていたら、アニック・ブイヤゲがGérard Cogez, Le Temps retrouvé de Marcel Proust, 2005なる本を書評しているのに気づいた。丸ごと一冊、『見出された時』の解説本らしい。あったんだね、こんな本…。

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