2008年2月3日日曜日

ヴァレリー、プルースト、晦渋性

2時間ほどしか寝ていなかったが、土曜日は例によって1日中働く。

電車の事故で遅れて、11時からローラさんとブリジットさん。3課「時間」の残りを終え、4課「曜日」の会話を読み、5課「日付」の導入まで。ローラさんは6月4日生まれのふたご座、ブリジットさんは1月24日でみずがめ座。

13時15分、クロディーヌさん。このかたはいつもマイペースなのである。多忙なために宿題をする時間がなく、いつも前回勉強したことを復習し、反復練習をすることから始める。そして、ひらがなのプリントを渡し、文法の新事項を少し導入するあたりで授業が終わる。確信をもってマイペースでいらっしゃるので、こちらも粛々とそのお手伝いをするのである。

16時、ジェレミー君。新JBP2の14、15課。ジェレミー君は典型的なA型人間。律儀な男で、宿題をしなかったということがない。いや、一度だけあったが、このときは授業の日を間違えていたのである。(そして、あわててその場でかたづけた。)今回は試験期間中だったため、最後の問題、「あなたの日記を日本語で書いてください」をすることができなかった。しかしルーズリーフをよく見ると、何かたくさん書いてそのあと消しゴムで消した跡がある。いちおうは試みたものの、他人に滅多なものは見せられないとの気概から、これを取り下げたのである。結局日記は次回、ということになる。ジェレミー君は、本当に日本語がうまくなると思う。

睡眠不足でふらふらになって帰宅。父の友人で画家のN氏から手紙が来ていた。

N氏は前回いただいたお手紙で、ヴァレリーの芸術論、テリー・イーグルトン、プルーストの恋愛論について話されていた。これに対してこちらの個人的意見を メールで書かせていただいたところ、ご丁寧にもお礼の返信をいただいたというわけ。このお手紙に勇気づけられ、氏にお送りした長文メールを「ヴァレリー、プルースト、晦渋性」というタイトルをつけて、ホームページにアップすることにした。

ホームページというのは、さきほどジオシティーズにて即席で作ったのである。時間ができたら、もう少し体裁を整えて、ほかのテキストや写真などもアップできるかもしれない。

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